埼玉と言えば彩の国。
確かに数十年前は関東にいながら、東京に近接しながらも田舎のような雰囲気がありましたが、主要部の発展と大規模スタジアムの影響で、今じゃ立派なベッドタウン。
昔の話なんですが、神奈川県出身の男が、恋人である彼女(埼玉出身)の事を「田舎モノ、ださいたま」とよくバカにしてた光景を目にした事があります。
神奈川出身の男って言うのは、バイト先の先輩で、友達って程でもないけどまぁ知り合い程度。
先輩がオフの時に店に食事に来て、彼女を僕に紹介してくれました。
「これ、俺のオンナ。ださいたま出身www」って感じで、さすが仕事が出来ない先輩、出身地という自分では変えられない事で人をバカにする事が出来るのかーと感心してました。
まだ上京したばかりだったんですが、埼玉出身の友人が一人だけいたので、何となく話の糸口でもつかめないかと、彼女に話しかけてみました。
僕「へぇ、埼玉・・・(彼女さんに向かって)埼玉のどこなんですか?」
彼女「浦和です」
僕「おおおお!マジっすか!レッズじゃないですか!!」
と、当時レッズファンだった僕は胸キュン。
特に弱い時期だったから、逆に僕の浦和びいきは拍車をかけていて、彼氏である先輩を放置状態で、彼女と浦和話に花を咲かせました。どうでもいいけど可愛いなコンチクショー。
で、話がとりあえず落ち着いて。
僕「そういや彼氏先輩、神奈川でしたっけ?神奈川のどこなんですか?」
彼氏「(ふてくされたように)○×□!」
さすがに書けません。当時携帯の電波がギリギリ入らなかった田舎だった。
ちなみにその○×□市、昨年の夏に野生のイノシシに困ってるってニュース見るような場所です。
都道府県差別、時に残酷でござる。