最高の動画さんから、フガフガ動画です。
さーて、動画とはこれっぱかしも関係の無い話をするぞー(目を血走らせて)
転勤族の家庭に育った僕も転校は何度か経験しました。
小学校や中学校での転校はもちろん、幼稚園では転園までしました。
幼稚園は1回(2つの幼稚園)、小学校は2回(3つの小学校)、中学校は2回(2つの中学校)を渡り歩く旅人でした。
ついでに転校はしなかったものの、高校生の時も1回転校したんですが、通学がごっつ遠くなっただけで転校まではせずに済みました。
入学から卒業まで同じ学校に通い続けるという当たり前の夢を果たすため、意地になって通学したのを思い出します。ちなみに、割と母親に運転してもらって通学する事も多かったので、そんなに意地になってませんでした。
その中でも中学の時の転校が一番衝撃的でした。
転校したのは中学2年の頃、時期は夏。つまり2学期からはそれまでと違う学校に通う事になりました。
それを知らされたのが、夏休み中。えええええええ。
何でも急な転勤が決まったらしく、会社員だった親父は自分の出世と家庭を天秤にかけ、いや、天秤にかける事すらなく辞令の打診に対して即決で承諾したとか。
これは後々、僕が20歳を過ぎてから聞いたんですが、上司からの打診にそれこそ食い気味で承諾したんですって。
「突然なんだが、これこれこういうポストが急に空いてね、もし良かったr「行きます」
「え?…いやいや、ほら、中途半端な時期だし、ご家族と話し合ってだね、週明けにでも結論を聞かs「大丈夫です」
ほんとそんな感じだったんですって。ダメだこの父。
まさか1学期の終業式の時点で自分が転校するなんて思ってもみなかったので「また2学期にな!」とか言って別れたのに。
しかも、当時僕は部活に所属していて、夏合宿明けで家に帰ってきた時に転勤話を聞かされて二重のショック。
あの…すいません、あの鬼畜のような練習量を5泊6日で耐えれたのも、2学期に始まる大会に向けてのモチベーションだけだったんですけど?
とは言っても長い夏休み、結局は事情を聞いた当時の担任がイベントを考えてくれましてね。
クラス全員で担任引率のもと、川遊びにでも行こうじゃないか、というプリントが送られてきました。
プリントには『転校していく君に対しての送別会だよ』的な事が書いてありました。
ありがとう、先生。
凄く嬉しいし、良い先生だったから別れるのは寂しいよ。
でもね、先生。一つだけ良いですか?
川遊びに設定されてる日、我が家の引っ越日なんですけど。
ネタみたいな話ですが、これ全部本当の話。
突然の転校も、父親の即決も、苦しかった合宿が無駄になったのも、先生の空回りも、全部実話。これ結構身バレ覚悟で書いてます。
結局、川遊びという大きめなイベントのため、日程を変更する事も出来ず、僕抜きで行ったらしいです。
クラス中、僕が転校する事を知ってて、仲が特に良くなかった子(3ヵ月しか顔を合わせてない子がほとんど)も義理で参加してたから参加者が多かったのに、当日僕が行かなかったから全員で笑ったってよー。
主役のいない送別会、よく考えたら凄い。誰を送るんだバカ。