Vid Goodiesさんから、背筋も凍る本物映像です。
怖いの意味がちょっと違うけど、背筋が凍るように怖いです。
それなのに、全く関係ない話です。いいですか?いいですよね。もう諦めてますよね。
紹介先の動画で、ふとカメラの日時表示機能を見て気付いたんですが、1999年の4月と出てます。
僕が自暴自棄になってたのも、ちょうど1999年の4月。
当時でも割といい年だった僕は、いい年なのにノストラダムスの大予言を、そこそこ信じてました。
「何歳ぐらい」と大まかにも言わないのは、ノストラダムスの大予言をそこそこ信じるような年頃じゃないのに信じてたのが恥ずかしいからです。
更に個人的な話になるんですが、当時の僕は音楽をやってたんです。
そこそこマジメに音楽をやってる、そこそこノストラダムスを信じてる、そこそこのバンドマンでした。
ちょうどこの時期、音楽をやっていく上での転換期の時期で、そろそろちゃんとしたアンプを買った方が良いんじゃないかってぐらいの時期。
ライブハウスにもアンプはあるけど、たまーにウンコみたいなアンプで音割れ甚だしい事もあって、仮にもそこそこマジメにやってるんだったら、そこそこの音を維持しなさいよとアドバイスされて。
だけど金欠バンドマンにはアンプなんて夢のまた夢。
だから、この1999年4月某日、ノストラダムスに賭けてみたんです。
滅亡するなら、借金しても良かろうと。
っていうか、滅亡するならアンプのついでに、一緒に楽器まで買っちゃっていいよね?と。
最初っからローン丸出しのつもりで、更にローンの保証人として当時某大企業に勤めてた父親の社会的信用を利用して、僕の収入からは考えられない破格の値段でアンプと楽器、ついでにラック式のチューナーまで購入。
合計で200万近くいったんじゃないかしら。かなり良いもの買っちゃったし。どうせ滅亡するかもだし。
いや、本当に滅亡すると確信してたわけじゃ勿論ないですよ。
おそらくは普通に8月を過ごしてるんだろうなーって思ってた。
だけど、ノストラダムスが僕の背中を押したのは間違いが無いんです。
で、その後、貧乏ヒマ無し状態に陥って、月に9万の収入しか無いのに、13万のローンを払う事になっていったとさ。当時体脂肪率が5%台まで落ち込んだ時は、いよいよ僕だけが滅亡するんじゃないかと思った。
更にその後、音楽の夢破れて、長かったローンも払い終わって、今じゃデカいわ金かかるわで捨てるに捨てれない邪魔なアンプが部屋のオブジェと化してるとさ。