乳之蔵さんから、衝撃映像です。
なかなか器用な人たちです。
揺れる電車の中で、よくそんな繊細な動きが出来るもんだ。
僕はあれも無理なんです、一時期非難を浴びた「電車内でメイクする女子」
マナーが無いとか化粧品臭いとか、そういう事では全然無くて、単純にあんなに揺れてるのに失敗しないの?!とイライラするよりハラハラする感じ。
ああいう化粧を人前でも平気でしちゃう人って、もしかしたら凄いのかも。
だって、僕ら友達と乗車するならいざ知らず、一人で乗車した場合静かなものでしょ。
それどころか、出来るだけ目立ちたくないから動かない。
病人を見かけたり、乱闘騒ぎがあったり、マナーが悪い人がいたり…。
そんな人助けや注意を促さなきゃいけない場面でも、つい動くのを躊躇ってしまう。
もちろん「他の誰かがやってくれる」とか「トラブルから身を守る」って本音はあるんですけど、自分がアクションを起こす事で傍観者から当事者になってしまう事への恐れ、そういうものがごく平均的日本人にはあると思うんです。
実際、僕もそうだし。
これは動くべきだろうか?!って思う事は大なり小なりあるけど、なかなか動けないでいるものです。
だから日本人にとって最大のマナーは騒がず動かずなんですよね。
でも化粧を車内で出来る人って、その辺が欠けてるわけじゃないですか。
そういう意味で言えばマナーが無いかも知れないけど、合理的っちゃあ合理的だし、ルールを破ってるわけじゃないし。
いや、そういう人たちをバカにしてるわけじゃないですよ?
でもルールを守れるだけの常識があるなら、もう少し頑張ってマナーやモラルを身につけられると思うんですけどね。
化粧をする人たちに「周りに人が大勢いるけど、恥ずかしくないんですか?」ってインタビューしたテレビ番組を見ると、
「だって、知らない人たちばっかりだし」
電車で偶然知り合いに会う、そんな事を今まで一度も経験してないのか。
そういう人たちをバカにしてるわけじゃないけど、その子はバカにしてます。