薔薇にゅーすさんから、衝撃映像です。
弟が中学、高校と自転車通学でした。
「弟が」って言うと、兄弟のお前も一緒だろと言われそうですが、転勤族なので学区内公立中学に通ってたけど、違う土地だったので、弟だけ。
高校からは解放されてましたが、確かに中学の時はヘルメット被ってましたね。
中学に入学した当初こそ、バイクみたいでかっこいいとか言ってた弟ですが、本格的に思春期になった年頃には、さすがに嫌気さしてました。
まぁ単純にダサいから。
ヘルメットでかっこいい形ってあんまり無いじゃないですか。
それこそバイクに乗れば、車種や服装に合わせて自由にヘルメットを選べるけど、学校指定のヘルメット以外は認められてなかったし。
あと、思春期の男子にとっては、反抗こそ美学。
「学校の言いつけ守って」「身の安全考えてる」って思われてるんじゃないかと、反抗したくなるお年頃。
更には通学中にヘルメットを被ってると、髪型をどうしても決められない。
せっかく整髪料という可愛い可愛いアイテムを知ったのに、ヘルメットのせいでふんわりヘアーしか認められない。
中2の秋頃には、明確に嫌がってたように思います。
4歳離れてる僕は、彼が中3に上がるのと同時に上京して家を離れたので、その後マジメにヘルメット通学を続けたかどうかは知りませんが、反抗するほど度胸もポリシーも無い、僕と同じ小市民タイプだったので卒業まで続けたんでしょうね。
でもそんなのはまだ良いです。
僕が通ってた中学ときたら。
とにかく学区が広く、10前後の小学校が範囲に入ってる中学で、僕が通ってた時代は多少今より生徒数が多かったとは言え、1クラス40人×1学年15クラスあったので、単純計算で1学年600人、全校生徒で1800人の大所帯。
それだけの学区をもちながら、可哀想な事に自転車通学は全面禁止。
ちょうど学区の外れに住む友達がいたんですけど、1時間以上かけて歩いていかなきゃいけない地域。余りにも非人道的。
ヘルメット着用でも自転車通学できれば幸せですよ。
実際、弟の通学距離と、その学区外れの友達の通学距離、たぶん余り変わらないもの。
その学区外れの友達、Jリーガーになってて笑った。なに通学で足鍛えとんねん。